Temoto.pdf の使い方
最終更新日: 2026 年 9 月 25 日
Temoto.pdf(てもとどっとぴーでぃーえふ)は、PDF の編集をブラウザの中だけで完結させるツールです。 ファイルはアップロードされません。読み込み・編集・保存のすべてがお使いのブラウザの中で行われ、 PDF そのものも、そこから取り出したテキストや画像も、当サービスのサーバーを含めどこへも送信されません。 会員登録なしで、すべての機能を無料でお使いいただけます。
1. 使い方
- トップページの「エディタを開く」から編集画面を開きます。
- PDF をウィンドウにドラッグ&ドロップします(「PDF を選ぶ」から選ぶこともできます)。
- 左のメニューから使いたい機能を選びます。中央にページ、右側に選んだ機能の設定が表示されます。
- 編集が終わったら、画面右上の「保存」から PDF をダウンロードします。
画像から PDF を作るだけなら、PDF を開かずに編集画面の最初の画面にある「画像から PDF を作る」から使えます。 編集の取り消しは、上部の「元に戻す」で行えます。
編集の途中経過はブラウザのメモリ上にだけ置かれます。ページを再読み込みすると失われるため、 保存してからタブを閉じてください。
2. できること
| ページ操作 | 結合・分割・抽出・削除・回転・並べ替え・トリミング。ページ番号の範囲(例: 1-3,5)でまとめて指定できます。 |
|---|---|
| 注釈・マークアップ | ハイライト・四角・円・フリーハンド・テキストをページに追加します。 書き込んだあとも PDF の注釈として編集でき、焼き込む (フラット化する) こともできます。 |
| 署名・フォーム入力 | 手書きするか画像を読み込んで署名を用意し、ページ上の好きな位置に置きます。 PDF の入力欄 (AcroForm) への記入もできます。 |
| テキスト検索 | 全文検索と、メールアドレス・電話番号・カード番号などのパターン検出。 見つかった箇所は、そのまま墨消しの候補としてマークできます。 |
| 墨消し | 消したい語をクリックするだけで選べます(同じ語句を文書全体で一度にマークすることも、 ヘッダーなど同じ位置を全ページにまとめて置くこともできます)。 選んだ範囲の情報は、復元できない形で取り除かれます。詳しくは第 4 項をご覧ください。 |
| 文書検査 | 作成者名などのメタデータ、埋め込みファイル、文書内 JavaScript、非表示レイヤー、しおりのタイトルなど、 画面には見えないデータを一覧表示します。配布前の確認に使えます。 |
| 透かし・ページ番号 | 「社外秘」などの透かしや、通し番号をページに入れます。位置・角度・不透明度・書式を選べます。 |
| しおり・添付ファイル | しおり(目次)の編集・削除と、PDF に埋め込まれた添付ファイルの取り出し・削除。 |
| 画像変換 | ページを PNG / JPEG として書き出します。画像から PDF を作ることもできます(EXIF は引き継ぎません)。 |
| 保存・圧縮 | メタデータなどを取り除いて保存します。画像を再圧縮してファイルサイズを減らすこともできます。 |
文書の比較と OCR(文字認識)には対応していません。
3. ファイルがアップロードされない仕組み
- PDF の処理は、すべてブラウザ内の JavaScript と WebAssembly で行います。 ファイルをサーバーへ送る処理そのものがありません。
- 編集画面は、ログインや広告を扱う外側のページとは別のドメインに置き、枠(iframe)の中で動かしています。 外側で動く第三者のスクリプトから、PDF を保持している画面の中身には触れられません。
- 保存する PDF からは、作成者などのメタデータ・XMP・埋め込みファイル・文書内 JavaScript・ 外部リンク・過去の版(増分保存の履歴)を毎回まとめて取り除きます。機能ごとの例外はありません。
- PDF やそこから作ったデータを、ブラウザの保存領域(localStorage など)に書き込みません。 共有のパソコンでも、タブを閉じれば何も残りません。
当サービスが受け取る情報の範囲は、プライバシーポリシーに記載しています。
4. 「隠す」と「消す」は違います
黒い四角を重ねる、文字を白くする、表示範囲を狭める(トリミング)、透かしで覆う、画質が落ちるまで圧縮する — これらはいずれも見た目が変わるだけで、PDF の中のデータはそのまま残ります。 別のソフトで開いたりテキストを抽出したりすれば、元の内容を読み取れてしまいます。
Temoto.pdf の墨消しは、対象ページを画像として作り直したうえで指定範囲を塗り潰し、その画像から PDF を組み直します。 元の文字や画像のデータは出力ファイルに残りません。そのぶん、そのページの文字は検索・コピーできなくなり、 適用した内容は元に戻せません。
本文から消した語句は、しおりのタイトルや添付ファイルなど、本文以外の場所に残っていることがあります。 配布の前に「文書検査」で確認することをおすすめします。
5. 料金
無料プラン
すべての機能をお使いいただけます。保存のたびに短い動画広告が 1 本流れ、最後まで見て閉じると保存が始まります。 広告を表示できない環境では、短い待ち時間のあとに保存されます。
有料プラン
保存のときに広告が流れません。使える機能は無料プランと同じです。 買い切りで、自動更新はありません。購入した期間が終わると無料プランに戻ります。 ご利用には Google アカウントでのログインが必要です。税込価格は、画面上部の「広告なしにする」からご確認いただけます。
お申し込みの受付は準備中です。現在はどなたも無料プランでご利用いただけます。
どちらのプランでも、PDF がブラウザの外に送信されることはありません。
6. 動作環境
- 最新版の Chrome・Edge・Firefox・Safari(JavaScript を有効にしてください)
- 大きなファイル(100 MB 超・500 ページ超)も扱えるように作っていますが、 処理の速さと扱える大きさは、お使いの端末の性能とメモリに左右されます。
- 日本語の透かし・テキスト注釈・フォーム入力には、同梱の日本語フォント(約 4.3 MB)を 初回だけ読み込みます。フォントに字形が無い文字(絵文字など)は、文字化けしたまま 保存されないようエラーでお知らせします。
7. よくある質問
本当にファイルは送信されないのですか?
はい。編集画面からは、当サービスのサーバーを含め、外部への通信を行いません。 ブラウザの開発者ツールの「ネットワーク」タブでも確認できます。
ログインは必要ですか?
いいえ。ログインは有料プランをご利用いただくときだけ必要です。未ログインでもすべての機能を使えます。
署名は電子署名ですか?
いいえ。署名の画像をページに置くだけの機能です。本人であることや、文書が改ざんされていないことを 証明するものではありません。
墨消しした PDF を元に戻せますか?
戻せません。元のファイルは、お手元に残したまま作業してください。
墨消しのあと、文字が検索できなくなりました。
仕様です。墨消しではページを画像として作り直すため、そのページには文字のデータが残りません。 これは、塗り潰した下に元の文字が残らないようにするための方式です。
保存したファイルのサイズが大きくなりました。
墨消しではページを画像にするため、元より大きくなります。保存したファイルを開き直し、 「保存・圧縮」から「バランス」か「サイズ優先」で圧縮すると小さくできます。 墨消しを適用したあとも、エディタで開いているのは墨消し前の文書です。そのまま圧縮しないでください。
編集した内容はどこに保存されますか?
どこにも保存されません。編集の途中経過はブラウザのメモリ上にだけ置かれ、保存を押したときに お使いの端末へダウンロードされます。自動保存は行いません。
8. フォントについて
日本語の表示には Noto Sans JP(© 2014-2021 Adobe)を使用しています。 SIL Open Font License 1.1 のもとで配布されているフォントで、ライセンス全文は こちらでご覧いただけます。
9. 運営者・お問い合わせ
運営者: 太田 貴士
連絡先: temotopdf@gmail.com
Temoto.pdf を使ってみる →
操作の考え方や注意点はガイドでも詳しく説明しています。